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瑠璃のどろどろ


・そもそも国は翠というひとつの国でした。
・腐敗し、皇帝の権力が弱まった折、宰嘉の祖父がやや強引に禅譲という形で皇帝の位を得、瑠璃を建国しました。
・しばらくは蔓延っていた腐敗した勢力を掃討したり、前皇帝に忠義のあった勢力が反発したり国は大きく荒れました。
・結果、正統国家である瑠璃とは袂を分かち、琥珀や黒曜の国がうまれたのです。


・宰嘉の祖父の手腕は独裁のきらいもありましたが、手腕は確かで混乱の渦中にあった瑠璃を見事一つにまとめていました。
・しかし運悪く、後継を選ぶ前に祖父は黒曜との戦に敗れ、亡くなってしまいます。
・次に皇帝の位を継いだのは宰嘉の父でしたが、祖父ほどの器はなく、国を保つので精一杯でした。
・不幸中の幸いではあったものの、瑠璃は蓄えていた国力が他を圧倒していたのでしばらく問題はありませんでした。


・宰嘉は長男ではありましたが、愛妾の子でした。文武両道、祖父に匹敵する才能を持ちながらも、正室の子である弟に継承争いで敗れます。
・敗れた際、保守派である弟の派閥から人質として琥珀に送られることになります。(実際はその時殺されそうにもなった)
・しかし琥珀にも慣れてきたころ、帝位を継いだはずの弟が突然亡くなります。(裏で何らかの意図があったかは不明)


・次に継承候補に挙がったのは、父の弟である叔父でした。
・叔父は比較穏やかな人で、革新を続けてきた祖父からすれば臆病とされていました。(保守派)
・そしてじっと耐えてきた祖父を知る改革派は、宰嘉を再び帝位につかせるため動き出します。


・この保守派、改革派、の争いを瑠璃は他の二国とも争いながら続けることになります。



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